こんにちは。しんてぃーです。
今日は
「地方国立は武器である」
という話をしていきたいと思います。
この記事を読み終わる頃には地方国立大学生で良かったと思うはずです。
就職活動において東京大学や京都大学などの旧帝国大学の就活生や慶応大学、早稲田大学などの有名私立大学の就活生に比べて不利であると感じていませんか?
敵わないと思ってしまっていませんか?
正直そんなことありません。
私がそうでしたから分かります。
地方国立大学は就活で不利ではないのです。
この記事を読んでいただけば地方国立大学生ならではの就活戦略が見つけられます。
たしかに有名大学の学生は強敵です。
自信があり堂々としており、頭も切れます。
さらに有名大学のブランドまでも持っているのです。
まさに鬼に金棒状態。
しかし!
地方国立大学だって負けていません。
というか負けたくないじゃないですか!
おそらく皆さんの中にも負けたくないと思っている方がいるはずです。
今回は地方国立大学出身で大手企業から内定をいただいた私が実際に就職活動を通して感じた地方国立大生であるメリットについて紹介していきます。
メリット1 地方での内定獲得率の高さ
地方国立大学のメリットの1つ目は地方就職がしやすい点です。
地方国立大学が設立されている地域において、地方国立大学の名は大きなブランドになります。
地方企業としては、その地域に愛着のあり、長く従事してもらえる人材、そしてそのような人材の中でも優秀な人材を求めています。
それが地方国立大学生です。
そのため地方国立大学の学生は地方では採用されやすい傾向にあります。
地方企業の人事の方からこんな話を聞いたことがあります。
「〇〇大生ってうちの会社選んでくれやすいんだよ。だから当社としても積極的に〇〇大生の学生にはPRかけてるし、特別に説明会も用意している。」
この通り企業には積極的にPRをかける大学があるのです。
大抵は地元の地方国立大学。
だから地方国立大学生って少なくとも1つは有利に選考を進められる企業があるんです。
地方企業から優遇してもらえることってかなりのメリットです。
どこの企業からも優遇してもらえない就活生だっている中で、有利に選考を進められる会社があるんですから。
ここまで読んで「自分は都市部で就職したいから地方就職で強くても意味がない」と感じたとしたらそれは誤解です。
内定を地方企業からもらえることには大きな利点があります。
大きく分類すれば主に2つ。
・安心感と自信が得られる
・他の企業から優秀認定されやすくなる
1つ目は内定を得られたことによる安心感と自信が得られるということです。
これは就活中、超大事です。
自分のそうだったから分かるのですが、内定が得られれば大学卒業後の進路がないという不安感からは解放されます。
そして自分でもしっかり内定をもらえるんだということが分かるので、
自信を持って次の就職活動に取り組むことができるのです。
これだけでも他の就活生に比べてだいぶ心理的に有利だと思います。
心理的に余裕があるってめちゃくちゃ大事です。
就活中って、極度の緊張状態にさらされるわけです。
内定が一つももらえなかったらどうしよう。。。
友達はどんどん内定は決めているのに自分はまだ1つも内定がない。
1社からも内定をもらえないなんて自分はなんて無価値な人間なんだ。。。
なんてことが頭をよぎったりするんです。
でも内定を1社でも取れるとこの苦しみからは解放されます。
不安なく面接に臨めるようになるので、自信を持って堂々と振る舞えるようになります。
また、なぜ内定を取ることができたかを分析することで内定の取り方が分かってくるため、それ以降の就職活動で内定が得やすくなります。
1社内定を取れると面接がどんどん上手になります。
ちなみに面接全勝の僕の面接術を知りたい方は僕のnoteを読んでみてください!
2つ目は他の企業から優秀であると認定されやすくなることです。
企業は内定を獲得している就活生を優秀であると判断することがあるのです。
実際自分が面接を受けている時、人事の方からは「既に内定出てる企業あるの??差し支えなければ企業名教えて!」なんてことをよく聞かれました。
その時に地方の大手企業の名前を言うと、人事の方からは「え!その企業から内定出てるの!いい企業だよね!」と反応返ってきました。
正直、社会人って学生が思っているよりも企業を知ってますよ。
だから知っている会社から内定が出ている就活生は印象に残るのです。
やはり採用担当者も人間です。
自分たちが採用しようとしている就活生が優秀であるかどうか不安になることがあります。
この時に他企業からの内定を得ている就活生は「他企業からも優秀であると判断されている就活生」というように判断されるのです。
そのため、内定を獲得しているとトントン拍子に他の企業でも内定をもらえるということが起こり得るのです。
だから地方企業での就職が強いのはとても大きなメリットなんです。
メリット2 受賞歴を作りやすい
これはいささかずるい考え方かもしれません。
世の中には数多くのコンテストが存在します。
都市部で行われる盛大なコンテストから地方で行われる控えめなコンテストまで無数に存在するのです。
ここで言いたいのは地方でこっそり行われているコンテストで表彰されるような体験をし、エントリーシートや面接で使えるネタを作りましょうということです。
もちろん地方のコンテストだからといって簡単に表彰されるような結果が得られるわけではありません。
なんせコンテストの審査員はプロですから。
適当に参加したのでは全く成果は得られないでしょう。
しかし、都市部のコンテストほど参加者は集まりやすいです。地方のコンテストであれば倍率的に表彰される可能性が高くなります。
地方にいるメリットを活かして、地方のコンテストに全力で取り組み、面接やエントリーシートでアピールする材料を増やしましょう。
自分も地方で開催されているビジネスプランコンテストに参加し、優勝した実績を面接のときに話していました。
正直大学生になってからコンテストや大会に出ている人ってそんなに多くないのでそれだけで差別化にはなりましたし、その経験をしっかり自己分析しておいたので、この経験をエピソードだけでも面接で困ることはなくなりました。
自己分析のやり方については別記事で紹介していますので、ぜひ一読してみてください。
自己分析は就活の際、1番力を入れたので、かなり参考になると思います。
メリット3 貴重な体験を作れる
これは自発的に動ける方限定の話です。
貴重な体験とは降ってくるものではありません。
自分で取りにいくものです。
貴重な体験とは何か。
1つは社会を知る体験のことだと思います。
世の中のサービスがどのようにして機能しているのか、どのようにして生まれているのかなどリアルを知らない学生は思いのほか多いです。
是非社会のリアルを学生のうちに経験してください。
社会を知るには、既に社会で戦っている社会人の方々と関わることが1番です。
特に親、教師以外の社会人との関わりを持つことが重要です。
親や教師というのは基本的に子供を守ってくれる存在です。
守ってくれる存在であるがゆえ、甘えてしまうことが多々あります。
社会では甘えは許容されません。
自分を守ってくれる大人以外の存在と関わることで社会に出るための自立心が身につきますし、甘えが無くなります。
このような社会を知る機会を地方では作りやすいのです。
もっと具体的に言うと地方であると企業に勤める社会人に接触しやすいです。
これは私の体験談ですが、私は学生時代に企業の方と商品開発をしていました。
これは商品を生み出す、ビジネスを生み出すということを経験し、ビジネスのリアルを少しでも知りたかったために行ったのですが、知人に学生と一緒に商品開発をしてくれる企業を紹介してもらいました。
なかなか学生の時には経験できない商品開発を経験することができ、大人の仕事に対する姿勢や商品に込めた想いを知ることができ、かなり勉強になりました。
地方の企業の中にも新しいことをしたいと考えている企業はたくさんあります。
私の時も〇〇大学とのコラボ商品ということでPRしやすいと商品開発に快く参加させていただけました。
このように自ら主体的に企業にアプローチをかければ貴重な経験が必ずできると思います。
都市部に比べて大学の数が少ない地方であれば、ライバルも少なく社会人と関わる機会をつくりやすいのです。
まとめ
今回は地方国立大学の就職活動の強みについてまとめてみました。
地方国立大学の学生だから就職活動は不利だと感じている方には是非上を向いて積極的に活動してもらいたいと思います。
旧帝国大学のライバルはたしかに優秀な方が多いかもしれませんが、悲観することはありません。
むしろ地方国立大学生の利点を生かして有利に就職活動を進めることだって可能なのです。
もちろん何もアクションを起こさずに地方国立大学生であるメリットを享受できるわけではありませんが、アクションを起こせばいい結果は自ずと近づいてくるのです。
地方国立大学出身ということは武器です!
それを生かした就活戦略を組み立てましょう!
では!